公益財団法人 岩國育英財団とは
平成5年3月1日、財団法人岩國育英財団の設立が、文部大臣より許可されました。
岩國修一氏が、個人資産(現金5億5百万円、同社の株式約16億6千万円相当分)を拠出した財団です。
本財団の目的は、学資の支弁が困難と認められ、かつ、意欲と能力に優れた、大学または大学院の学生に対して奨学援助を行い、もって、社会有為の人物の育成に寄与することにあります。
岩國修一初代理事長について
岩國修一氏は、昭和48年(1973年)11月の(株)セブン-イレブン・ジャパンの創立に参画。株式東証一部上場とその後の成長発展に伴って実施された増資・株式分割の結果、個人としては多大の資産を形成するに到りました。
平成4年(1992年)、同社の取締役退任を機に、その資産の有効活用を通じて社会貢献を続けたいものと考え、その方法を検討した結果、次世代を担う青少年に国籍を問わない援助を思い立ち本財団を設立、初代理事長に就任され、情熱を持って学生の育成・援助にあたってこられました。病を得られて平成24年4月、名誉理事長となられ、現役や卒業生の奨学生を見守り続けられましたが、令和2年2月26日、ご逝去なさいました。