財団の概要

概要

設 立
平成5年3月1日
所在地
東京都千代田区麹町4丁目3番3号
理事長
横田 利久
基本財産
5億円
運用財産
5億円
事業目的
  • 大学または大学院の学生に対する奨学金の給付
  • 奨学金を受ける学生の研修
定款.pdf(令和5年4月現在)
財団のロゴ

理事長の挨拶

財団を活用しご自分の物語を

公益財団法人 岩國育英財団

理事長 横田利久


セブンイレブン創業者の一人である岩國修一氏が1993年3月に私財をなげうって当財団を設立した当時は、情報化が世界中で進展し冷戦が終結する中で、地球社会全体がグローバル化の様相を見せ始めていた時でした。今や好むと好まざるとにかかわらず、グローバル化は世界を覆い、その光と影とが鮮明化する中で、新たな争いと分断が国・地域で生まれています。そして、予測困難な時代、大変容の時代に突入したと言われ、日本でも第4次産業革命やsociety5.0による産業構造や就業構造の変革が進み、社会の階層化が進行しています。

こうした中で、学生時代をいかに過ごすか。大学で学ぶ専門知識やスキルはもちろん重要ですが、学生時代に身につけたそれだけで、卒業後の社会人生活を全うできるような時代ではありません。自ら学び続けることのできる姿勢とスキル、コンピテンシーを身につけるとともに、多様性を理解し自己を相対化する視野を涵養することが大切です。そのためには、多くの書を読み、多様な考え方の国内外の学生と語らい、志の高い社会人や各分野のプロフェッショナルと出会い、自ら様々な「現場」に出て体験すること。そして、その体験から何をどう学んだのかを振り返って経験とし、次の挑戦につなげていく必要があります。それが、こうした時代であるからこそ最も求められる、「生き抜くしたたかさしなやかさ」と「自己保身でも無関心でもない寛容さ」を育むことになります。

当財団は、岩國修一初代理事長が心血を注いで書き上げられた「Declaration」に掲げたような人物を求め、奨学生同士はいうまでもなく卒業生奨学生さらには財団役員との交流の場をふんだんに設けるなど、財団を自分の世界を広げのための出会いと学びの場として活用してもらえるよう意を注いでいます。そのため、運営には卒業生奨学生も参画していただいております。

さあ、感性豊かな、そして多少の失敗も許される学生時代に、財団を活用して様々にチャレンジし、ご自分の物語をつくってください。

財団組織[令和4年7月1日現在]

理事長
横田 利久関西国際大学専務理事・事務局長
常務理事
稲田 寛弁護士
理事
田中 秀一株式会社テレビ埼玉
理事
中越 淳助楽天証券株式会社
理事
松本 雄一郎株式会社エデュース代表取締役
理事
村山 英政税理士
監事
古川 猛夫東京理科大学名誉教授
監事
島谷 繭子近畿地方更生保護委員会
評議員
池内 祥民間企業勤務
評議員
薦田 和弘楽天グループ株式会社
評議員
下津 彩子フリースクール運営
評議員
土井 琢身理化学研究所専任研究員
評議員
西込 明彦弁護士
評議員
広岡 守穂中央大学名誉教授

財務資料

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